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2007/11/05 (月) 20:17

FXと外貨預金ではどっちがいい?(FXにかかる税金について)

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まず結論から言います。

FXの方が断然いいです。
外貨預金はボッタクリです


いきなり乱暴に書いてしまいましたが、外貨預金の何がボッタクリかというと、まず、円から外貨、そして外貨から円に替える時にバカ高い手数料を取られます。
FXと比較すると100倍~200倍ぐらいの手数料を取られます。

FXの場合、1ドルあたりの手数料(スプレッド)は1~5(銭)です。
つまり、1万ドル(日本円で約114万円)の手数料は往復で100円~500円です。
参考:FXスプレッド比較の達人(FX比較サイト)

ところが外貨預金の場合は片道1円、往復2円が相場です。
1万ドルの米ドル定期預金を組んだ場合、往復2万円も手数料を取られるわけです。

外貨預金の手数料
  手数料
米ドル 往復2円
ユーロ 往復3円
豪ドル 往復4円
ポンド 往復8円

なんでこんなバカ高い手数料がまかり通っているかと言うと、以前は法律で銀行を介さなければ外国為替を取り扱うことができなかったからです。
悪く言えば、銀行はボロ儲けしてたわけです。
これが1998年の外為法改正によって一般企業でも可能になりました。

また、外貨定期預金で問題なのが、円定期預金と違い、為替レートは常に動くという点です。
円安でいくら為替で得しても中途解約できませんし、逆に満期時に円高になって利息以上に損する場合もあります。
外貨定期預金は中途解約に何らかの制約を設けている場合が多く、中途解約が一切出来なかったり、中途解約できても金利が普通預金程度に減らされたり、解約手数料を請求されたりと何らかのペナルティが課せられます。

さらにFXは、利息にあたるスワップポイントを毎日受け取れます。
レバレッジをかければ、より多くのスワップを受け取れます。
これも、外貨預金ではできません。

そもそも外貨預金は預金保険制度の対象外で預けたお金はたった1円すら保証されていません。
FXの場合はまず、くりっく365系の業者の場合は日本の法律でFX業者とは別に預けられ国によって全額保護されています。
くりっく系以外の業者も、大抵、信託保全といって信託業者に預けているのでFX業者が破綻しても預けたお金は返金されます。
ただし、一部のFX業者は信託保全を全く行なっていない場合もあるので注意が必要です。

よく、テレビでFXで資金の大半が無くなったという話を聞きますが、それはごく一部の投機家が自己資金の数十倍~数百倍もの無茶な取引をするからであり、 言ってみれば、競馬や宝くじに全財産突っ込むような取引をしていたわけです。
自己資金と同額(1ドル100円の場合、資金100万円なら1万通貨、10万円なら1000通貨)の取引をすれば外貨定期預金と変わりません。しかも手数料が格安でいつでも解約でき、外貨定期預金よりはるかに高額の金利を日割りで毎日受け取ることが出来ます。

なお、1万通貨の売買なら100%信託保全で総合力に優れるマネーパートナーズ、1000通貨なら外為どっとコムのNEXT総合口座や、手数料の安いヒロセ通商のHirose-FX2などがお奨めです。
企業の信頼性を重視する方は伊藤忠グループのFXプライムNTTスマートトレードなどが親会社が潰れる可能性がまず無いのでいいと思います(仮に親会社の伊藤忠商事やNTTが潰れたとしても顧客から預った証拠金は自己資金とは別に全額信託保全しています)。

株取引に馴染みのある方は、マネックスFXが取引コストが安くいいと思います。

FXで注意が必要なのは、為替差益とスワップポイントで得た利益にかかる税金は雑所得扱いになるので高所得者の場合、税金が高くなるという点です。

課税される所得金額 税率(平成19年以降)
20万円以下 申告不要
20万円超~195万円以下 所得税  5%+住民税10%=15%
195万円超~330万円以下 所得税10%+住民税10%=20%
330万円超~695万円以下 所得税20%+住民税10%=30%
695万円超~900万円以下 所得税23%+住民税10%=33%
900万円超~1,800万円以下 所得税33%+住民税10%=43%
1,800万円超 所得税40%+住民税10%=50%

その場合、くりっく365系のFX業者を利用すれば利益にかかる税金は一律20%になるのでそちらを利用するといいでしょう。
所得には給料も含まれるので、サラリーマンは基本的にくりっく系を選択したほうがいいです。
スター為替などが手数料が安くお奨めです。

参考:FXスプレッド比較の達人 くりっく365手数料比較

くりっく365系のFX業者は通常のFX業者と比べると、1万通貨あたりの手数料が数百円高くなる事が多いので、年間所得が330万円以下の方は通常のFX業者で取引することをお奨めします。

なお、ここで取り上げたFX業者は、全て口座開設費、口座管理料などは一切無料です。

口座を開設しても、必ずしも取引しなければいけないというわけではないですし、売買を強制する様な電話も一切かかってこないので、不安な方はとりあえず口座だけ開設しておいて、その後の為替動向などに応じて売買するかしないか判断すればいいと思います。


「外貨預金」と聞くとかっこいいし、日本の金利も低いことから、とてもいい印象を受けます。
反対にFX、為替証拠金取引は名前からしてなんかうさんくさいです。
特に「証拠金取引」のあたりが(^_^;
実際私も同じでしたし、FXを知る以前はシティバンクに100万円預け米ドル定期預金で数年運用してました。
当時買いレートが1ドル108円ぐらいで利息が年率4.5%程あり、その後1ドル110円ぐらいで円に両替したので為替差益と利息で日本の定期預金よりもはるかに儲かりました。
でも、FXを始めてからは外貨預金よりFXの方が遥かに得なので外貨預金はやってません。

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FX基礎知識

1.取引単位
ほとんどのFX業者では、1万通貨が取引単位になっています。
米ドルなら1万ドルになります。
例えば米ドルを1万通貨買った場合
1銭円安で100円の利益
(0.01円×10,000万通貨)
10銭円安で1,000円の利益
(0.10円×10,000万通貨)
1円円安で10,000円の利益
(1.00円×10,000万通貨)
になります。
なお、FXでは少ない証拠金で多額の取引ができるので、1万ドル相当の大金は必要ありません。
なおこのブログでは「100.25L×1」という様に×1(万通貨)で記載しています。

2.スプレッド
通貨を他の通貨に変えるときの手数料で、買値(ビッド)と売値(オファー)の差のことをいいます。
例えば米ドル/円レートが「110.15―18」の場合はスプレッドは3銭かかります。
この場合、1万通貨の往復取引コストは300円になります。
よって、この幅が狭い業者が取引コストの安い業者という事になります。(一部、スプレッドの他に手数料がかかる業者もあります)
参考:FXスプレッド比較の達人

3.スワップポイント
外貨預金の利息にあたり、FXでは高金利の通貨を買い、低金利の通貨を売れば金利を日割りで毎日受け取ることができます。ただし逆の場合は金利を支払います。

4.ロング
買いポジションを指します。 例えば米ドルを買って円を売った場合、「米ドル/円のロング」となります。
この場合、円安ドル高になれば利益が出ます。
なおこのブログでは「100.25L」という様にアルファベットのLで記載しています。

5.ショート
売りポジションを指します。 例えば米ドルを売って円を買った場合、「米ドル/円のショート」となります。
この場合、円高ドル安になれば利益が出ます。
ちなみに、FXでは日本円を証拠金として利用できるので、ショートをする際に売りたい外貨を所有している必要はありません。
株で言えばカラ売りに相当します。
なおこのブログでは「100.25S」という様にアルファベットのSで記載しています。

6.FXにかかる税金
FXの利益は雑所得扱いなので、年間所得が巨額になると高額の税金を取られます。
ちなみに年間所得20万円以下の場合は税金は0%、 195万円以下の場合は15%ですが、1,800万円超の場合は税率は50%になります。
年間所得が高額な方は税率一律20%の「くりっく365」のFX業者を使うことをお奨めします。
FXにかかる税金に関して

FXについてもっと詳しく知りたい場合はここをクリック!
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過去収支
税引き前、手数料・スワップ・配当込、FXキャンペーン収入は未計上

2008年05月 約+86,976円
(株 +104,476円)
(FX 約-17,500円)

2008年04月 約+478,100円
(株 +490,600円)
(FX 約-12,500円)

2008年03月 -126,572円
(株 -146,900円)
(FX +20,328円)

2008年02月 -109,800円
(株 -112,600円)
(FX +2,800円)

2008年01月 -870,082円
(株 -888,600円)
(FX +18,518円)

2007年(サブプライムで大損)
-756,881円(ほぼ株のみ)

2006年(5~6月の急落で大損)
約-400,000円(株のみ)

2005年(地合が良く儲かった)
約+650,000円(株のみ)
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